星の廻りも一期一会

今週末(11/16)もわらわらと星が動きますね。
5/16に水瓶座に入った火星が、水瓶座⇔山羊座を行ったり来たりして、ようやく今朝(11/16)魚座へと抜けていきます。過ぎてみればあっという間という気もしますが、半年もの間、2つのサインを行ったり来たりというのはとても長く感じました。


過ぎてみて今更ながらですが、今回の火星のテーマもそうですが、火星が関係を持った天体やアングルのテーマをしっかりと見つめ直して、メンテナンスして、組換えしてからその先に進もうよってことなんだよねというのが、深く心に染みこんできています。

 

星の廻りを意識しながら、生きるようになってだいぶ経ちます。


この時期はこんな流れになりそうとかざっくり予測を心の片隅に入れて過ごしていたりもするのですが、渦中にいる時はあわあわしつつ何とか対処しながらやりすごすこともしばしばです。過ぎ去ってみて、ふとした瞬間にホロスコープを照らし合わせてみると、「ああ、そうだったんだなぁ」と新たな気づきがやってきたりします。


そしてそれが時を経るごとに、また見直してみるまた違う側面からの気づきだったり、最初に感じたよりももっと深い味わいがあったりします。

そして二度とすべてがまったく同じ配置の星回りは来ない。

 

そう考えると、星の廻りも一期一会。
たったいまの天体の配置がなんだか妙なるものに、私は感じてしまいます。

 

ある本で、「今、水道の蛇口をひねって出てくる水は、たった今の瞬間に流れ出てしまう水で、次に蛇口をひねった時に出てくる水は、その時の水とは異なる水が流れて出てくる。なので、今の水は、今しか味わえない」というくだりを読んだことがありますが、その部分をふと思い出してしまいました。

 

魚座に入った火星は、牡羊座に入っていくために、またひとつ螺旋を昇るんだろうなぁと思います。きっと新たな可能性を夢見る夜明け前の火星なのさ。

 

さて、今夜は金星が天秤座25度で順行に転じて、明日17日には、水星が射手座13度で逆行に転じます。ここ数日は、金星も水星もかなりスピードが落ちて、ほとんど止まったような状態。あれこれスムーズに進まないことがあっても、かりかりしすぎず過ごしたいものです。何事もなくスムーズには、ありがたいことですが、いろいろ起きて不具合が起きてきやすい時期かもしれないということを頭の片隅に入れておくと、落ち着いて対処できるかもしれません。

 

先日、3か月ぶりに今シーズンラストのキャンプに行ってきました。昨年は、秋キャンプに一度も行けずに終わってしまったのが心残りすぎていつまでも引きずったので、今年は、なんとしても!と思って、ぎりぎりで間に合いました。
私のホームグラウンドにしているキャンプ場は、11月の上旬には、寒さで水道が凍るため、水道の元栓を閉めてしまうのです。

ちょうど新月にさしかかる頃で、降ってくるような星空に、びっくりしました。たいてい満月のころに行くことが多かったのか、もう何年も通っているというのに、この森でこんなに星が見られるとは。。。
たき火の炎で暖を取りながら、森の木々の間に瞬く星々をぼんやり眺めつつ、渓流のゴーゴー流れる音を聴いているだけで、なんだかとてもほっとするのです。(ゆき)